実家の売却をお考えの方へ！タイミングと手順をご紹介します！

両親が亡くなり、遺産に実家が含まれていると、売却を考える方も多いでしょう。
その際、実家の売却は相続前に行った方がお得になるケースもあります。
そこで今回は、実家を売却するのに適したタイミングと、売却の流れについてご紹介します。

□実家を売却するタイミングとは？

実家の売却は、遺産の相続前と相続後、どちらの方が良いのか一概には言えません。
気になるのは、それぞれどういった場合にお得になるのか、という点ですよね。

＊相続前の売却の方がお得になるケース

実家の価値が購入時より上がっており、売却の際に譲渡所得税がかかる場合は相続前に売却した方がお得です。
それは、住んでいる（住んでいた）家を売る際には、譲渡所得税の3000万円特別控除が受けられるからです。
譲渡所得税は売却によって得た利益に対して、概ね20パーセント前後の税率でかかる税金で、かなり大きいものですので減税できるとかなりお得です。

＊相続後の売却の方がお得になるケース

遺産相続が基礎控除を上回る場合には、相続税が課せられる場合があります。
この場合は実家を売却して、現金で資産を保有しておくよりも、不動産として所有しておいた方が、相続税の軽減を狙えます。

しかし、不動産の価値は時事一刻と変わっているため、ベストなタイミングも変わってきます。
家の売却でお困りの方は当社までお気軽にご相談ください。

□実家を売却する手順について

実家を売却する際の手順は大きく分けて、4ステップです。

まずは、相続登記を行います。
相続登記とは、不動産の所有名義を、被相続人に移す手続きのことです。
権利関係のトラブルを防ぐために、最初に済ませておきましょう。

続いて、売却を依頼する不動産会社を決めます。
不動産会社に依頼すると、仲介手数料がかかるからと、個人で進める方もいらっしゃいますが、初めての方は、やはりプロの方と一緒に売却を行うことをおすすめします。
その理由は、金額の大きな取引は、その分リスクも伴うからです。
ちょっとした判断ミスで、大損しないためにも、信頼できる不動産会社のパートナーからアドバイスをもらいながら、慎重に進めると良いでしょう。

不動産業者が決まったら仲介契約を締結して、いよいよ販売開始です。
仲介契約には、販売活動の条件や、売却できた際の報酬金額などが記載されているので、よく読んで理解してからサインしましょう。

そして、購入者が決まったら、売買契約を締結し、引き渡しを行います。
最後に所有権を購入者に移転する登記を行って売却完了です。

□まとめ

今回は、実家を売却する際のタイミングと、売却の手順をご紹介しました。
多くの方は相続してから売却を検討しますが、相続前の方がお得になるケースもあることを覚えておきましょう。
金沢市・白山市・能美市周辺で、実家の売却をお考えの方はぜひ当社までご相談ください。