土地を売却する時の注意点とは？解説します！

土地の売却時には、ただ高く売れることを考えるのではなくて注意点を押さえてトラブルが生じないように進めていくことが大切です。
そのためには、現状を知って注意点を押さえましょう。
今回は金沢市・白山市・能美市周辺で土地の売却を検討中の方に現状把握するべきことと土地売却の際の注意点について解説します。

□土地を売却する際には現状把握しておきましょう

まず、権利書あるいは登記識別情報通知書の確認をしましょう。
権利書は不動産売買の際に登記が済んだことを証明する書面のことです。
正式には登記済証と言います。
これらは、権利者であることを公的に示すのに必要な書類です。
そのため、把握しておきましょう。

次に、土地取得時の書類の確認です。
土地取得時の契約書などの書類が手元にあるのか確認するようにしましょう。
この書類自体が無くても支障は特にありません。
しかし、土地売却後の確定申告等で必要になるため、あるに越したことはないでしょう。

そして、不動産登記内容の確認を行いましょう。
不動産登記とは、土地や建物の所在、面積、所有者の住所、氏名などの公の帳簿に記載したものです。
土地取得の際の登記事項証明書を見て、土地の取得時と土地の区画や面積に相違がないのか確認しましょう。

□土地を売る際の注意点について

＊古家付きの場合

土地を売却する際は古家をそのままの状態で売却するのか古家を解体して更地で売却するか迷う方が多いです。
更地で売却する際には、別途解体工事費用がかかります。
固定資産税がかからない一方で、価格が相場より安くなる傾向があるため、メリットとデメリットを比較した上で不動産会社に相談して意思決定することをおすすめします。

＊隣接地との境界が明確ではない場合

土地の売却では隣接地との境界を明確にしてない場合はトラブルの原因になります。
そのため、土地の境界についてはコンクリートなどで作られた「境界標」の設置の取得が必要です。
また、隣接地との境界が明記された「境界確定図」の取得もするようにしてください。
「境界標」がない際には、土地家屋調査に依頼して設置しましょう。

□まとめ

土地売却時には現状把握として、権利書や土地取得時の書類の有無を確認するようにしてください。
また、古家付きの際や隣接地との境界が明確でない場合は解説した注意点を参考にしてください。
土地の売却をお考えの方は、お気軽にご相談ください。
当社が徹底したサポートをいたします。